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2024.03.20
お知らせ

高校生が日本森林学会で学長賞を受賞

3 ⽉10 ⽇(⽇)に開催された第135 回⽇本森林学会「第11 回⾼校⽣ポスター発表」にて、琉大カガク院の第二段階で研究活動を行っている高校生が研究発表(ポスター発表)を行い、「東京農業大学 学長賞」を受賞しました。

詳細は以下の通りです。

1.発表日:2024年3月10日(日)

2.学会名/発表場所:第135 回⽇本森林学会⼤会/東京農業大学世田谷キャンパス

3. 邱 晨(きゅう ちぇん) 『沖縄県の主要の樹木の防火機能の効果性に関する研究』(指導教員:琉球大学農学部 陳 碧霞 准教授)

発表要旨:

 近年、世界各地で森林火災が増加している。増加の理由は気温の上昇や気候変動によって、森林内の植物や樹木が乾燥しやすくなること、森林管理の放置、農地開発等人間活動等の要因が挙げられる。また、沖縄では、米軍の実弾練習場で山火事がしばしば起きる。沖縄には首里城や、昔ながらの赤瓦の家など歴史的価値が高い建物が多く残り、都心部では過密化が進んでいる。それらを火事から守るため、この研究で街路樹等に向いている燃えにくい樹木を提案したい。本研究では沖縄県で一般的に海岸防風林等に利用されてきたフクギ に加え、古くからフクギと同じように屋敷林として用いられてきたテリハボクや、リュウキュウコクタン、リュウキュウマツ、イスノキ、イヌマキ、沖縄県内の主要な樹種のホルトノキ、アマミアラカシの八種類を用いた。燃えやすいかどうかを、機械による燃焼実験をし、燃焼熱量を計測した。そして、燃焼熱量を基盤とし、ほかの実験でなぜ燃えやすいのか理由付けをした。
樹木の防火機能のうち、3 つの観点から、イスノキ、ホルトノキ、リュウキュウコクタンの樹木の防火機能があると結論付けた。