※教育プログラム内容やスケジュールは、実施年度によって異なる場合があります。
1年目
第1段階教育プログラム
(7月〜12月/定員40名程度)
基礎プログラム
ー 研究活動を行うために必要な各能力の成長を促す取り組み ー
基礎となる自然科学・技術を学ぼう
物理、化学、生物学、地学、数学、工学、情報科学の各分野の専門家による講義を行い、研究活動を実施していく際の基盤となる科学的知識や技能習得を目指します。
国際コミュニケーションを高めよう
グローバルな科学者に必要となる国際コミュニケーションスキルを高めるため、科学英語の読み書き、情報収集のほか、英語での対話や議論を通じて国際的な能力を養います。
研究基礎力を身につけよう
研究活動に必要な能力を身につけるため、研究の意義や問題解決力を養う演習、ディスカッション、分析、発表を通して、課題発見力、発想力、議論力、表現力を強化するプログラムを体験します。
応用プログラム
ー 多様な科学分野の最先端研究を学び、科学的探究心を深める選択講義 ー
健康医療分野
環境中の細菌やウイルス、体内の神経系についての研究、遺伝子治療など、医療や薬学についての最新のトピックを中心に、講義や実験など、専門的な授業を受講できます。
海洋科学分野
まわりを海に囲まれた地域の特性を活かし、海洋や海洋地質、海底資源などに関する科学的研究について知ることができます。
亜熱帯生物系分野
亜熱帯と島嶼環境というユニークな特性を活かして、生物やその多様性の解明および活用にむけた先端研究を学ぶことができます。
応用科学分野
エネルギー問題や高齢化社会など世界が抱える様々な課題を科学の力で解決し、未来の社会をより豊かにしようとする研究活動を知ることができます。
産業創出分野
科学技術をもとに未来の産業を開発している研究のほか、アントレプレナーシップ教育として、科学系の研究成果を活用して起業している方の講演などを聞くことができます。
文理融合分野・社会課題解決分野
物理学を応用した文化財研究などの文理融合研究や、持続的な社会の実現に向けた陸上養殖の開発など、社会課題解決に関する研究などについても知ることができます。
2年目
第2段階教育プログラム
(1月〜翌年度2月/定員15名程度)
研究プログラム
ー 興味関心のある分野の研究室に配属され研究活動を行います ー
長寿健康医療
・緑茶のポリフェノールの類似体の化学合成
・電力消費量データから見る住まいの節電
・筋電信号を用いたコントローラーの開発
亜熱帯資源開発・海洋科学分野
・ミミズによる沖縄の土壌への影響
・本部半島で捕獲したサソリモドキの種同定
・サンドの産卵時期は人為的に変えられるか
島嶼産業開発・観光情報工学
・離島環境に適したエネルギー貯蔵システム開発
・沖縄での肉用ヤギの放牧を目指して
・道路状況のシミュレーション解析
文理融合・社会課題解決
・文化財の物性物理学的解析
・沖縄県産昆虫の魚類飼料化の試み
・農水一体型陸上養殖技術開発に向けた基礎研究
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